むだい

ちょっと前の話だけど、あんまり家でやる気なさそうにしているのを見かねた母親が僕に「あなたは誰か憧れている人とかいないの?」って聞いてきた。多分母親としては「イチロー」とか「スティーブジョブズ」とかそんな感じの答えを期待してたんだと思う。なんとなくそれを察したので「特にいない」と返しておいた。

 

結局母親が呆れて会話は終了したけれど、本心としては憧れている人というのはいるっちゃいて、あんまり期待した答に沿ってない感じがしたので言わなかっただけだったりする。今、憧れている人を挙げるなら「大抵の知り合い」って答えるだろう。

 

やっぱり答えとしてはなんじゃそりゃって感じだけど、自分は友人達みんなを割と尊敬してる。同じ大学の中だとやっぱりプログラム開発してたり面白いプロダクト作ってたり、真面目に勉強してフル単で学期を終えてたり、高いGPA維持してたり。そういうのも物凄く立派なことは言わずもがなだけど、サークル活動めっちゃ一生懸命やってたり、大学周辺の地域とかでボランティア活動とかやってたり、インターンで企業に行ったりとか。本当に活動しててめっちゃ偉いなって思う。

 

学外の友達でもめっちゃ強いトラック作ってたり、イベント企画して成功させてたり、逆にイベントにがつがつ参加してたり、バリバリ大活躍って感じだし、それに触発されて自分もいろいろ初めてみた部分もある。

 

他にもちゃんと毎クールアニメ完走してたり、艦これで艦娘コンプしてたり、そういうくだらなく見えることだってちゃんと楽しみ切れてるのも憧れるし生きてるって感じる。とにかく他人が自分より何かに秀でてるっていうのがとにかく羨ましいし、そういう分野が1つでもあれば相当なマイナスポイントがなければ僕は尊敬している。

 

もしかしたら僕にも他人より秀でた部分っていうのはあるかもしれないけど、そういう部分って自分で気付くのって凄い難しいし、それ以上に自分に欠けている部分の方が目について総和が負になってしまうのであんまり「いいところあるよ!」みたいな話をされてもなぁって感じになっちゃう。結局無いものねだりなんだよなぁ…

 

母親の言いたかった事はもちろん「そういう人達に近づけるように真似するなりがんばれ」ってことなんだろうけど、どうしても「面倒くさい」「どうせ無理」っていうマイナスワードが出てきて実行に移せない。これは非常に勿体ないのは自分でもわかっているので「どうせ無理」の部分から直していかなくちゃなぁ…

 

以上、結構万人が抱えているかもしれない悩み(?)を代表してクソ語りしてみました。